
明日。
私が生まれてから今までで、何日目の朝になるのだろう。
初めて何かをやるときはいつも、不安でいっぱいになっちゃうけど、慣れてしまえば大丈夫。
痛みは初めのうちだけよ。
そんな言葉よく耳にするけど、そんなこと言える人はヒットラーにでもなれちまう。
と思うわ。
だけどさ、いつの間にか自分も個人的な感情で、慣れてしまうことに何の抵抗も抱かなくなってしまうんだ。
忘れちまうんだ。
生まれて以来、数え切れないほどの朝を迎えてきたのに、今日、若しくは明日という日は、誰もまだ、一度も経験したことがないんだ。
今日を経験して、今日を迎える人はいないから。
つまり、きょうという日には誰もが素人。
毎日毎朝、その日に素人だと思って生きることが出来たら、これはもう凄いもの。
その日ごとに新鮮な感動と、そして謙虚さを失わないなら、どんなに毎日が楽しいだろう。
新しい朝を与えてくれたことに、感謝しなくちゃ。
とにもかくにも、明日は私にとって、とってもとっても大事な日。
そんな日の前日に、新鮮な感動と、謙虚さを持ち続けることの大切さを、改めて知らされた夜だった。